医院の前の山桜も散ってしまいました。
だんだんと暖かくなってきました。
花粉症でグズグズですが・・・
さてたまに患者さんにこんなに説明してくれる歯医者はなかった
とよく言われます。
あまたの病院がありますが、たいていの病院では説明をしようと
思っても保険の治療では説明をする時間をそれほど長くできませ
ん、保険の治療で経営が成り立つには診療する患者の数を増やす
必要があります。 当院でも説明したくても時間がなかったり
次の患者さんがつまってしまって十分な説明ができない事も
あります。それでもできる限り動画や写真をつかって説明はして
いきます。わからなかったら時間をつくって説明していきます。
あと歯科の疾患は慢性的な病気が多く、患者さんは処置が済めば
治ったと思っている方が多いです、慢性疾患は短時間で完治する
ことはありません、状態が悪いほど治癒していく時間はかかりま
す。早く治療をはじめてくれ、早くなおしてくれ、ここだけ治し
てくれと訴える患者さんには当院は不向きかもしれません。
こういう場合は患者さんには短期間で、一度にたくさんの部位を
やってくれる歯科医院にいったほうが良いと説明してます。
多分30分でアポイントを区切っている歯医者さんに行っていた
患者さんは慣れないかもしれませんが、質を優先するとどうして
も長時間かかります、同じことを短時間ですませるならどこかを
犠牲にしないといけないです。処置にもよりますが当院では
基本的に60分アポイントです、処置よっては2時間とかもあり
ます。だた白い材料で詰めるにも5分で終わる治療を40分も6
0分もかけてやる理由はあります。
まあ治療にならなきゃよい話なので
一番大事なのは
歯医者は痛くなっていくところではなく
歯医者は痛くなる前に、痛くならないためにいくところ
であると患者さんのマインドをかえていくことですかね・・・
これができると歯科医師のブラックな働き方や医療費の上昇は
だいぶ解決できるんですが・・・・